※釣り初心者向けの内容です
初心者の私でもタチウオをワインドで何本も釣った方法を公開します!
私はタチウオワインドを2019年の夏の終わりから始めて、このブログを書いているとき(2019年12月初旬)までの3ヶ月程度の期間で、多数のタチウオをワインドで釣ることができました。
長さは測っていませんが、指四本サイズも多数釣り上げています。
なぜよく釣れるウキ釣りやテンヤではなく、ワインドでタチウオを狙うのかというのは「自分の技術で釣った」という感覚が大きく残り、非常に気持ちいいからです!
ワインドしているとガツンという大きなバイトからの強い引きが忘れられません!
みなさんにもそんなタチウオのアタリや、ワインドで釣ってやったという感覚を知ってほしいと思い、このブログに残します。
目次
タックルはどんな物が必要?
専用のタックルは必要ありません。もちろん本気でワインドを極めたいと思っている方やこだわりがある方は揃えたほうがいいと思いますが、ライトショアジギングタックルを持っている方は全然流用できます。
エギングタックルでも可能なのですが、実際私が経験した感じでは、エギングのようなしゃくり方ではないので、かなり腕が疲れますし、タチウオだけでなく青物も釣れたりするので、少し強度に不安なところが出てくると思います。
ショアジギロッドだと、リアグリップが長く、その部分を脇に挟むことによって、ワインドのシャクリが楽にできるようになりますし、不意な大物にも対応できるのでおすすめです。
専用のロッドでもリアグリップ部分が長く作られているもが多いようです。
あと、タチウオが釣れる時期の釣れる場所へ行くと、堤防がすごく混雑していることが多いです。
そんな中、ライトロッドで青物なんかがかかってしまうと、横に走られて他の人のラインと絡んでトラブルになってしまったり、一番やってはいけない時合を逃してしまうということです。
私も一度、ハマチがかかったときに経験不足から横に走られて隣のウキ釣りのラインと絡まって、ノットを組み直しているあいだに時合が終わってしまったという経験があります。
タチウオワインドにおすすめロッドはこちら!
ダイワ(DAIWA) ワインドX 86MH
(2019年12月時点:9175円)
MHというパワーも有り、ワインド専用モデルということもあって使いやすいこと間違いなしです。値段も高くないですし専用ロッドを買うならこれが一番おすすめです。
メジャークラフト ソルパラX SPXT-96LSJ
(2019年12月時点:9947円)
これは私が実際使用しているロッドがSPXT-96LSJです。何がいいかというと、振り出しモデルなので持ち運びしやすく、セッティングも楽、96フィートという長さ、十分なパワー、タチウオの時合が終わってからメタルジグに付け替えて青物狙いにシフトできるというところです。そして安い!
ダイワ(DAIWA) 19 ラテオ 93M・R
(2019年12月時点:21,389円)
上記2機種より、もう少し楽をしたい方は絶対にこれ!
シーバスロッドなのですが、ライトショアジギングにも適していて、適合ルアーウェイトもジャスト、十分なパワーも兼ね備えているので、不意な大物(メジロクラス)にも対応できます。
なんと言っても軽い! これだけのパワーを持っていても自重138gしかありません!
ワインドはずっと竿を動かし続けるのでやっぱり軽いほうが疲れにくいのでおすすめです。
持ち運びやセッティングが楽
青岸や西宮ケーソン、りんくう公園といったタチウオ狙いで賑わっている堤防は非常に長く、西宮ケーソンなんかは全長約1.2kmあるようですので、荷物を運ぶのが大変です。そんなところで振り出しモデルが役に立ってくれます。
振り出しモデルなので釣り場についてからのセッティングも非常に楽です。
長さとパワーもあったほうがいい
私は主に14グラムのジグヘッドを付けて投げるのですが、十分に飛距離が出ます。遠投することによって、少しでも他の人より時合を長くすることが可能です。
ワインドでタチウオしか釣れないということはなく、ハマチや、あわよくばブリクラスの大物が釣れるということもあるようなので、パワーはあったほうがいいです。
武庫川一文字や岸和田一文字といった沖堤防に出られる方はなおさらですね。
タチウオも指5本以上のサイズも釣れているようなので、パワー不足は致命的です。
私の友人の話ですが、武庫川一文字に行き、エギングロッドでテンヤ釣りしていると強いアタリがあり、合わせたときにロッドが折れてしまったそうです。
このロッドでバラしたことがない
私がSPXT-96LSJを使ってタチウオをかけたときに、途中でばらしてしまったということが一度もありません。
最初はエギングロッドでワインドしていたのですが、そのときは抜き上げのときにバラすことが何度かありました。
偶然なのか必然なのかはまだまだ釣行回数が少ないのでなんとも言えませんが、SPXT-96LSJで45cmのハマチを抜き上げることもできましたし、信用できるロッドと言えるのではないでしょうか。
タチウオワインドにおすすめリール
私が使っているリールは、釣りを始めたときに買ったダイワ(Daiwa) 15 レブロス 2506Hという安価なリールで、エギング用に買ったものをそのまま使っています。
このリールでもハマチクラスでも釣りあげることができたのですが、絶対におすすめしません!
というのも重くてワインドし続けるには辛いです。釣れているときはいいのですが、釣れていないときは筋トレしている感覚です。
あと、致命的なのはライン許容量といって、メインラインがどれだけ巻くことができるかの数値なのですが、PE1.5号で100mしか巻けません。。
写真は1.5号を100m(今は80mぐらいしかないかも?)巻いて、30gのメタルジグを遠投したときのものです。
危うくラインとジグをロストして、釣りができなくなるところでした。
リールは高くても良いものを選ぶほうがいい
何でも高けりゃ高いほうがいいのかもしれません。
しかしロッドは安くてもある程度代用が効くと思っていますが、リールだけは高いものを買ったほうが快適に釣りをすることができるのでおすすめです。
リールは重かったり、すぐにガタつく、ライントラブルなどがあると、釣りをする上で一番ストレスを感じやすいところだからです。
ダイワ(DAIWA) 19 バリスティック LT4000-CXH
(2019年12月時点:31,124円)
できればこのクラスのリールが理想ですが、予算的にしんどいのであればもう一つランクが下がっても大丈夫だと思います。
ダイワ(Daiwa) 18 カルディア LT4000-CXH
(2019年12月時点:20,559円)
このリールでも十分軽いですし、巻心地も快適です。
上記の2機種はPEライン1.5号を200m巻くことができますので、ワインドには4000番で十分対応できると思います。
初めからブリなどの大物を狙いたい場合はもっと大きな番手のものを選びましょう。
あと、すいません!私の好みでダイワのリールしか調べていないので、シマノ派のあなたは自分で選んでください!
メインラインはどれを使う?
無難にPEラインでいいと思います。専用ロッドなら1号でショアジギロッドなら1.5号で問題ないです。
タチウオワインドに適したリーダーは?
フロロの30lbを使用してください!
狙いはタチウオで、歯が鋭い魚なので、ワイヤーリーダーを使う手もあるのですが、無いほうが釣果はいいです。
30lbでも切られてしまうこともあるかもしれませんが、そのときはフッキングが遅いなどの理由があるのだと思います。
私は今まで切られたことはありませんが、数本釣り上げると、リーダーが毛羽立っていることがありますので、そのときはリーダーを新しく組むか、最初から長めにとっておいて、切り落とすという方法をとりましょう。
コスパのいいジグヘッドとワームの組み合わせ
ここが重要な部分ですね!何でも釣れるというわけでもありませんし、わざわざ高い物を選ぶ必要もありません。
有名なワインドメーカーのジグヘッドワームだと、 1セット700円以上もかかってしまいます。
それはそれで楽な方がいいという方はそれを選んでください。
私がおすすめするのは、ジグヘッド、ワーム、アシストフック、トレーラーフック、スプリットリングをそれぞれ購入するやり方です。
その方法だと、1セット500円にも満たないです!
1セット500円未満の組み合わせ方法
ジグヘッドはジグパラヘッド ブン太 14gが安くなっているので5個入り275円で買えました。
ワームは超おすすめメーカーDreemUPのDart8 4インチ ホワイトグローで5本入り704円。
トレブルフックはOWNER STX-38 スティンガートリプルエクストラ 6号で7本入り742円。
トレーラーフックはがまかつ ワインドトレーラー ダブル21 2号で4本入り644円でした。
全部で税込み2,365円でした。フィッシングマックス芦屋店で購入。
これをジグヘッドの本数の5で割ると473円になります。
Amazon調べで有名ワインドメーカーだと、ジグヘッド2本入り780円、ワーム5本入り780円、トレーラフックは同じもので4本入り644円として、ジグヘッドの2本で割ると1,102円!!!たっかー!
不公平なので計算方法を変えましょう。それぞれ単価計算すると、おすすめのほうは55+141+106+161=463円。
有名メーカーは390+156+161=707円という結果になりました。こちらは釣具屋だと値段が違ってくるかもしれませんがそこまで大きな差は無いと思います。
ジグヘッドのロストは結構あります。ワインドは基本的に底まで落としてからスタートするので根がかりが主な原因ですが、タチウオの歯でスッパリと切られることや、傷ついたラインで高切れしてしまうなどの原因もあります。
そんなときに安いは正義ですね!高価なものを失ってメンタルが下がるより、ちゃんと釣れた実績があって、尚且、安価なものなら買わなきゃ損でしょう!
本当に釣れる?
ダイワのセットアッパーや、ジャッカルのビッグバッカーなどで青物やタチウオを狙ってめちゃくちゃ釣っている動画がYoutubeなどで取り上げられたりしますが、ワインドのほうが釣れます!
堤防で横に立った人が何を投げているか観察すると、セットアッパーやメタルジグ、バイブレーションなどを投げている人がいますが、その人達より私のほうが確実に釣っていますw
青物狙いなのかもしれませんが、ワインドでも青物が釣れますし、混雑した堤防で朝マズメに青物を釣ったのはワインドしている私だけということもありました。
実際、私もセットアッパーは持っていて投げたりするのですが、何も釣れたことがありません!
おすすめワインドセット
他にも有名メーカが出しているワインドのセットというものもあります。
釣り自体あまりなれていない方はそれを持っておいてそんはないでしょう。実際に釣れますので!
メジャークラフト 太刀魚道場 テンヤスタートセット
私はこのセットを持っていますし、実際に釣れました!
10gのセットだと550円 (2019年12月時点 )で買えるのでかなりお得です!
ワインドというよりただ巻きのほうが強いですが、途中でシャクリを入れたほうが釣れますね。
ダイワ サムライ太刀ワインドダート 爆釣パック
こちらはワインドのセット。ケミホタルもついているのでアピール力はかなりあると思います。
14gのセット (2019年12月時点 :763円)がおすすめです!
オンスタックルデザイン ワインドセット
ZZヘッドはかなり実績のあるジグヘッドのようで、私もかなりお世話になりました。ZZヘッドの夜行タイプのものはかなり明るく光るのでアピール力は最高です。ですが、少しお高めです (2019年12月時点 :1,380円)
タチウオの釣れる場所は?
ここまではタックルと仕掛けについて説明してきました。
ここからはどこへ行けば釣れるのかということですが、実際に釣れているポイントを紹介します。
兵庫県
- 武庫川一文字
- 南芦屋浜ベランダ
- 西宮ケーソン
- 尼崎フェニックス
大阪府
- シーサイドコスモ
- 夢舞大橋
- 泉佐野食品コンビナート
- 貝塚人工島
- 汐見埠頭
- 岸和田一文字
和歌山県
- 紀の川河口
- 水軒鉄鋼団地
- 雑賀崎漁港
- 田ノ浦漁港
- 下津ピアーランド
ここに上げたポイントはどこも素晴らしいポイントですが、残念なことにいずれ釣り禁止となっていくのではないでしょうか。
というのも、どの堤防もゴミの放置が目立ちすぎです!
せめて自分が出したゴミは持って帰りましょう。それがマナーというか、人として当たり前のことです。
こんなことを言っても聞く耳持たない人がいることは分かっていますが、この声を聞いてくださる方、一人ひとりが、自分のゴミだけではなく、目についた拾いやすいゴミだけでも持って帰る習慣を身につければ少しでも改善されるであろうからです。
心無い輩が捨てたゴミを拾うのなんて、腹が立つことかもしれません。
ですが、せっかく始めた釣りという趣味を気持ちよく続けていきたいと私は思います。そのためにも感謝の気持を忘れずに、楽しむことが何より大切なのだと思います。
ワインドのアクション方法
すいません、アクション方法についてはYouTubeで検索したほうが圧倒的にわかりやすいので割愛させていただきます。
私が教えられることは、ピョンピョンピョンというアクションではなく、ピョーーン ピョーーン ピョーーン というアクションだということ。
それだけですw
いずれ動画を撮ることになったら掲載しようと思います。
タチウオ釣りに持っていく便利なもの
ここではタックル以外に持っていく必要のあるもの、便利なものを紹介します。
せっかく釣れたタチウオを美味しく持って帰りたいですし、普段の釣行に便利なものも紹介します!
クーラーボックス
ダイワ ライトトランク4 GU2000R
まずはクーラーボックスです。執筆時点でかなり安くなっていてかなりお得です。 (2019年12月時点 :9,408円) 長い堤防の先端まで運ぶには大きすぎるかもしれませんが、備えあればと言うやつです。
ダイワ クールラインαII GU1000X
タチウオは曲げてクーラーボックスに入れることができるのでこのサイズで十分です。 (2019年12月時点 :9,051円) 小さいサイズなので、持ち運びには便利ですね。
フィッシングナイフ
フィッシングナイフは釣れたタチウオを絞めて血抜きするために必要な道具です。堤防で内蔵と頭を処理して帰るのもいいでしょう。
OPINEL(オピネル) ステンレススチール ナイフ #9
比較的安めで信頼できるナイフです。 (2019年12月時点 : 2,198円)
ですが、しっかりと砥いでいかないと切るのに苦労することになります。
Spyderco(スパイダルコ) パシフィックソルト 大海人 C91PBK
サビナイフで有名な G.サカイが製造しているナイフ。少しお高いですが、 (2019年12月時点 : 10,681円) ほとんど錆びないみたいで、フィッシングナイフとしては最高峰のものではないでしょうか。なんと言っても私がほしい!
SK11 万能はさみ ロング SML-200
名の通り万能なはさみで、魚の骨も簡単に断ち切ることができます。しかも安い! (2019年12月時点 : 1,294円) 頭と内臓の処理はナイフよりも圧倒的に手返し良くできます。自分はアジングでの必需品となってます!
YouTuberの「くーねる」さんが使っているものと同じものです。
フィッシュグリップ
第一精工 ワニグリップMC
有名メーカのものなのでしっかり安全に掴むことが可能です。 (2019年12月時点 : 1,224円) ホルスター付きのほうが値段はあがります (2019年12月時点 : 2,946円) が、格段に便利です。
タカ産業 V-145 太刀魚KOバサミ TYPE-II
使ったことは無いですが、便利なのでしょうか?堤防でたまに使っている人を見かけます。( 2019年12月時点 : 1,343円)これ一本で血抜きまでできるとか。
まとめ
さて、気を取り直してまとめにはいりましょう。
まずはタックルを揃えてください!
専用タックルか汎用で揃えるか、仕掛けは高くなってもいいなら有名メーカーのワインドセットを購入し、安く済んで釣れるものがいいのなら私がおすすめする仕掛けを揃えましょう。
釣れやすい場所は季節によって変わりますので、フィッシングマックスの釣果情報などを参考に釣れている場所へ行くべきです。
そして、自然や釣りに行った場所を管理してくださっている皆さんに感謝を忘れずに、自分が行ったときより綺麗にして,、なによりタチウオを釣って帰りましょう!
釣って帰ったら、まずは刺し身で食べるのがおすすめです!