早朝のタイミングを狙って和歌山市内までタチウオを釣りに車を走らせました。
2020年1月16日、この日の潮回りが良さそうだったので勘を頼りに行ってみたのですが、どうなったでしょうか？？

釣行日： 2020年 1/16（木）
時間：16日3時から8時まで
天候：晴れ
気温：1～4度

16日

3時 起床

もう少し早く起きるつもりだったのですが、こんな時間に^^;
手早く準備して、20分ぐらいで出発することが出来ました。

5時 和歌山市内の堤防到着

今日の本命はこの場所です。
Twitterなどで釣果情報が出ている上に、実際私が釣ったこともある場所だからです。

さっそくメジャークラフトの太刀魚道場というジグヘッドとワームがセットになっていて、初心者でも扱いやすいテンヤスタートキットを投げて様子を見ました。

5時半 周りは爆釣モード

私以外にウキ釣りが3人ほどでどテンヤが2人ほどいたのですが、次々にタチウオを釣り上げています。
堤防の角の方を陣取った方が投光機を利用していたためその周りに集まってきたのでしょうか。ウキ釣りは入れ食い状態でした。

6時 ワインドにも反応が？？

爆釣モードはずっと続いていて、周りは10本以上釣り上げていたのではないでしょうか？
一方、ワインドをしている私にはアタリすらありませんでした。。
手を変え品を変え、できることをやり続けていたら、手前の方でなにかに引っかかった感触でリーダーがスパッと切れてしまいました。

これはタチウオだろうと思い、期待を膨らましてワインドさせていきます。
この時点でワイヤーリーダーに変更しています。

6時20分 一本目ゲット！

珍しくドリームアップのワームではなく、オンスタックルデザインのマナティとZZヘッドでワインドしていたらようやくヒット！

そんなに大きくないF3ある無しサイズでしたが、一本目ということでキープしました。

6時半 2本目からはただ巻き重視で

1本目を釣ったあとにアタリはあるのですがなかなか乗らないという状態が何度かあったので、ただ巻き重視のドリームシャッドに変更して2回シャクってただ巻きというアクションで試してみたら早速ヒット！

思惑通りに釣れてくれたのでテンション上がりますｗ

6時50分 ドラゴンサイズのタチウオをゲット！

かなり明るくなってきて、今まで表層を狙っていたのですが、少し底の方を探ってみるということでジグヘッドを重くしました。
アクションは変わらず2回跳ね上げてからのタダ巻き。
すると、大きいアタリがあったのですが、すぐにバレてしまいました。

その後にもアタリがあったのですがフッキングせず。。

そしてアクションを少し変更して、跳ね上げのあとのフォールをテンションをゆるくして垂直に近くしてみました。

すると、またもや大きなアタリが！

狙った場所は先程アタリがあった手前側の底付近です。

今まで釣ったタチウオの中で比べ物にならないくらいのパワー！
しかし横に走らないのでタチウオ確定！SPXT-96LSJというショアジギング竿が大きく曲がっていました！

かなり重たかったのですが、タモを持っていなかったので慎重かつ強引に抜き上げました！
※今回使用したタックルはページ下部にまとめています！

針がかかっていたのはジグヘッドのメインフックが下顎にかかっていたことを考えると、フォール中に咥えているということが見てわかります。
しかし、第一精工のワニグリップで持って撮影しているのが辛いぐらい重たかったですｗ

堤防にいた地元のおじさんたちに「これはすごい！」と言わしめるほどのサイズ感でした！

地元のおじさんたちのタチウオ談義が始まり、時合にも関わらず、すぐに投げられなかったですが、仕方ないですねｗ
本人はそこまで大物を釣ったという実感はこのときまだ湧いていなかったですｗ

7時 4本目ゲット！

ギャラリーたちが自分の居場所へと戻っていったのでようやく再開することが出来ました。
すでにタチウオは3本も釣っているのでもういらないかなーと思いながら投げていたらまたもやヒット！
先程のドラゴンサイズとは違い、軽めの引きでした。

このあとはおじさんたちに話を聞いたり、メタルジグを投げてみたりしながらダラダラと過ごしました。

7時半 納竿

十分釣れているし試したいこともある程度出来たので早々に納竿することにしました。

釣れたタチウオを並べて撮影！

全長116センチで指5本のドラゴンサイズと言って問題ないでしょう！
他の三本もそんなに小さくはなかったですねｗ
秋に比べてお腹周りが痩せているので小さく見えましたが、十分なサイズです。

ドラゴンサイズでも万能はさみがあれば、堤防で頭と内臓を処理して変えることが出来ます！

めちゃくちゃ使いやすい万能ハサミ

今回はドラゴンサイズのタチウオの肝と卵を食べるように持って帰りました。

10時 帰宅

手作りのクーラーバッグからドラゴンサイズのタチウオは頭と尻尾を切ってもははみ出ていましたが、初売りで買ったクーラーボックスには入りました！
真っ直ぐ入れることで曲がっていないということで捌きやすかったです。

大きいサイズのクラーボックスを買って本当に良かった！

捌いたタチウオはその日の昼食に刺し身でいただきました。

ドラゴンサイズと普通サイズのタチウオ食べ比べしてみましたが、味がぜんぜん違いました！

やっぱりドラゴンサイズのタチウオのほうが美味しかったです！
なんといっても脂の乗り方が違うので甘味が増し増しって感じでした。

まとめと考察

なぜドラゴンサイズを釣ることが出来たのか

これは狙って釣れるサイズではないので、なにが良かったのかはわかりませんが、タチウオを釣るために何をしたかおさらいしてみます。

• ワインドからリフトフォール&タダ巻きへアクションを変えた
  • 一度リーダーを切られていたので、上手にバイト出来ていないのではないかということ
  • フォール時に食ってきたことがわかるのが、ドラゴンサイズにかかった針は、アシストフックではなくジグヘッドの針だった
• ワームをピンテールからシャッドテールに変えた
  • この寒い活性の低い時期にどれだけスローにして目立たせ誘えるかというのを意識
• 表層狙いを底狙いに変えた
  • 表層ではアタリがなくなったので底付近に変えたことも奏功している？

上記を考えると、今回はジグヘッドとワームを変えたことが一番良かったことなんだと思います。

秋はタチウオの活性が高く、ワインドでも十分ワームを咥えることが出来たのでしょうが、海水温も下がり活性が低くなったことでうまく咥えることが出来ていないのだと思います。

それをよりスローに、どれだけ目立たせるかを考えた末、20gといういつもより重めのジグヘッド、ただ巻きでも誘えるシャッドテールというのがドンピシャで当たりだったのでしょう。

そこへたまたま通りかかったドラゴンサイズが運によく食べてくれたということでしょうか。

潮回りが良かった

前回の神戸エリアでの釣行（タチウオが釣れなかった）のまとめと考察で考えた「潮回りが悪かった」という説を立証するために、朝マズメの時間に潮が動いているタイミングを狙って、今回の釣行日を決めました。

タイドグラフを見てもらうとわかるのですが、朝マズメの時間（6時から7時）にちょうど干潮と満潮の中間あたりで潮が動いているタイミングに当たっているのがわかるかと思います。

これが本当に良かったのかは、これからの釣行で立証されていくのだと思います。

もしかしたら前回の神戸エリアへの釣行でもシャッドテールでスローなアクションをしていたら釣れていたのかもしれません。

まあ、場所も気温も違いますので立証はなかなか難しいのでなんとも言えませんね！

ドラゴンサイズのタチウオを釣った際のタックルデータ

※実際使ったものとリンク先の商品が異なるものがありますので、購入を考えている方はよく確認してください

ロッド：メジャークラフト SPXT-96LSJ

リール：ダイワ バリスティックLT4000-CXH

メインライン：よつあみ  G-soul X8 UPGRADE 1.2号 25lb.

リーダー：AZZURRO ショックリーダー 5号 20lb.

ジグヘッド：メジャークラフト ジグパラヘッドBUN太 スイム 20g

ワーム：ドリームアップ ドリームシャッド 3.5インチ アラハダグロー

アシストフック：OWNER トリプルフック STX-38ZN

トレーラーフック：がまかつ(Gamakatsu) ワインドトレーラー 2号

この内容でドラゴンサイズのタチウオを3mぐらいの高さの堤防に抜き上げることができました！

クーラーボックス：ダイワ ライトトランク4 GU3000RJ

メジャー：第一精工 ノギスケール 125

上記2点は初売りのセールで安くなっていたので買ったのですが、早くも大活躍です！

いやー、今回の釣行は短時間だったにもかかわらず、色んな意味で重い釣行になりました！
まさかドラゴン級のタチウオが釣れるとは思いもしませんでした。

あとは、考えていたこと実践したことがすべていい方向に向いてくれたからこその釣果だったことが何より嬉しいです。

また時間が合えば和歌山市内に出かけようと思います！

今回周った堤防はかなりゴミが多かったです。。
特に煙草のポイ捨てが目立ち非常に残念なことです。
ポイ捨てしたりゴミを置いて帰るなんて最低なクズがすることです。
絶対に自分のゴミは持ち帰ることは当たり前！
近くにあるゴミも持ち帰ってもっと綺麗にしていきましょう！