題名通り、トヨタ ノアに自作のロッドホルダーをつけてみました。
市販のやつも検討したのですが、やっぱりいいものは高くて、安いものは使い難いですよね。
あと、インテリアバーで自作と謳っているのはダサくないですか?
トヨタ純正のものだと5万円ぐらい?でAmazonで買えるそこそこいいもので2万円ほど、ベルト式の安いものだと2千円ぐらいで買えるようですが、今回は4千円程度で完全自作してみました。
イレクターパイプでの自作という手もありますが、そこまで強度は必要ないですし、イレクターパイプのほうが費用も高くなってしまいます。
車載ロッドホルダーはどれがいいのか
純正のものはガッチリロッドをホールドしてくれて、山道のカーブなんかでも安心して見ていられると思いますし、収納できる本数も多く(最大8本)、かっこいいしお金があれば絶対にほしい一品です。
ところが私はお金もないし貧乏性なので、5万円もするようなものはよっぽどじゃないと買いません。。
かといって2万円のロッドホルダーは中途半端感が満載でこちらも購入するには至らず。
ベルト式の安いものは、友人が持っているのですが、これは論外ですね。
絶対に一人釣行で車中泊もしない、毎回取り外しが億劫ではないというのであればいいと思うのですが、3人での釣行もあったり、必ずと行っていいほど車中泊しているので頭上のスペースが確保できないのは致命的。
もう一つ、よく「ロッドホルダー自作」といってただインテリアバーに洗濯バサミでロッドをはさむといった、ダサい手抜きもしたくない。
ということでロッドホルダーを自作することに決めました。
- 取り外し可能(簡単)
- 走行中でもロッドが動きにくい
- 頭上のスペースを確保できる
- 見た目もそこそこ
- とにかく安い!
これだけのものを作ろうと思うと、なかなか手間がかかるのではないかと思われそうですが、道具さえあれば簡単にできます!
車載ロッドホルダーを自作するために必要なもの
- 塩ビパイプ(ストレート2m)2本 ※予備含む 単価400円
- 塩ビ継手チーズ 4つ 単価150円
- 塩ビ継手45度エルボ 4つ 単価200円
- 100均のくねくねクッションワイヤー 8本 単価100円
- 衣類用のゴム 2mぐらい 100円
- 場合によって滑り止めシート 100円
- 塩ビを切る糸鋸 100円~500円
- 色を変えたいなら水性スプレーなど
これだけで作れます。4千円もいらないですね!
これだけ安くてしっかりしたものを作れるのであれば、自作したほうが絶対にいいです。
色については、普通の塩ビパイプだと灰色で見た目が悪くなってしまうので、スプレーで着色するか、少し高くなりますがホームセンターで黒っぽいパイプも売っているのでそれを使いましょう。
私はスプレーで着色したのですが、手間がかかりすぎるのと、塩ビにはうまく着色できなくてすぐに剥げてくるので着色はあまりおすすめできません。
どうしても着色したいという方は、紙ヤスリで塩ビに擦り傷をつけてかシーラを下塗りし、水性スプレーで色を塗って、仕上げは水性クリアカラーを何度も重ね塗りしたほうがいいです。ニスなどでは塩ビ素材が溶けてしまうようです。
このロッドホルダーは2019年3月に完成して、4ヶ月ほど車載しっぱなしですが、邪魔にもなりませんし、匂いとかもなく、何度も釣行に行きましたが、改良の余地はあれど十分満足できて本当に作ってよかったと思えるものになりました。
今、7ヶ月になる子供がいてチャイルドシートに乗せることがあるのですが、それでも邪魔になりません。それどころか、ホルダー部分におもちゃをつけてぶら下げて遊ばせていますw
肝心な制作方法ですが、写真を撮っていなかったので説明できません!
ということで完成品の写真をどうぞ。
ロッドホルダー完成品
クッションワイヤーはロッドの太さに合わせて調整もできるので便利です。
あと、クッションワイヤー自体が動くこともあるので、パイプにすべりどめシートを貼っておくのもいいかもしれません。
急カーブだと、リールの重みでロッドが揺れるので、衣類用のゴムを輪にして、固定しています。
運転席側も車が跳ねたときに落ちないよう、ゴムを加工して落ちないよう工夫しています。
継手チーズというT字型の塩ビパイプ(車のアシストグリップ に取り付ける部分)は、 こんな感じで切断して取り付けられるようにしています。
切れ味のいい糸鋸だったらすぐに切断できますし、調整は鉄ヤスリで簡単にできます。
いかがでしょうか?これを作ってからの釣行はかなり快適になりました。
塩ビパイプなので、長さの調整に鉄ヤスリなどで簡単にできるのもいいですね。
それでもクッションワイヤー部分など色々改良余地があってまだまだ完璧には程遠いものです。
ぜひぜひ改良のアイデアください!
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