新コロナウイルスが猛威を奮い、日本国に緊急事態宣言が発令された2020年4月5月、皆さんは自宅で何をして過ごしていましたか?
私はもともと在宅での自営業のため、それほど影響はなかったのですが、大好きな釣りへ行けないということが何より辛かったですね。
いつ緊急事態宣言が解除されるかわからない、このまま外出自粛ではなく禁止になってしまうのではないかと思うこともありました。
緊急事態前のトイレットペーパーが買えない問題、次は食料がなくなる?とか、そのようなことを考えることもありました。
このブログを書いている5月末には全国的に緊急事態宣言が解除され、海が近くにある人たちは釣りへ行くようになり、わたしもそろそろ釣りへ行く準備を始めています。
そして本題ですが、外出自粛の期間中に釣りのためになにか身につけたいなという思いがあって、クッカーでの炊飯というアウトドアスキルを自宅で練習して身につけることにしました。
目次
クッカー炊飯とは
クッカーとは、アウトドアでの調理器具のことを指すものです。
形や素材は色々あるのですが、主に鍋型タイプのクッカーと熱源だけでご飯を炊くというものです。
熱源にも色々あるのですが、今回試したのは下の3つ
トランギア製 アルコールストーブ コンパクト カセットコンロ SOTO シングルバーナーこの3つの熱源を使ってご飯を炊いてみます。
クッカー炊飯の方法
・お米を研ぐ
・30分水に浸す
・沸騰するまで強火にかける
・沸騰したら弱火にしてお米をかき混ぜる
・弱火のまま火にかけ、コトコトという音からパチパチという音に変わって少し待ったら火から下ろす
・タオルに包んで保冷バックなどに入れ蒸らす
・15分蒸らしたら出来上がり!
※これは私流のやりかたですので、参考までに皆さんそれぞれ自分のやり方を見つけるのがベストです。
この方法でほとんど失敗なくご飯が炊けます!
最初の数回は(パチパチという音)がわかりにくく、焦げができてしまったり火を止めるのが早すぎてベチャベチャになってしまったりということもありましたが、最初に入れる水の量さえ間違わなければ、美味しく食べられるようになりました。
Youtubeなどで流行っている「ほったらかし炊飯」というのも考えたのですが、いざという時、固形燃料でしか炊飯できないのと、いろいろな熱源で炊飯できるのでは雲泥の差ができるので、スキルアップ目的のためにも後者を選択しました。
クッカー炊飯で用意した道具
モンベル アルパインクッカースクエア
なぜこれを選択したかというと、四角形の袋麺をそのまま茹でることができるこれに尽きます。
世の中のはやりはメスティンというアルミクッカーで、Youtubeやブログで散々紹介されています。
これにするつもりだったのですが、Amazonで価格が1800円ぐらいで買えるはずのものが、新型コロナの影響なのか4,000円台まで高騰しています。
それならほかを探すしかないということで、同じアルミ素材で前述した理由にマッチするモンベル アルパインクッカー スクエア 13というものにしました。
執筆時の値段が2,900円+税+送料(税抜3,000円以上は無料)だったので迷わずこれにしました。
安い海外製のものは長く使うことを考えたら選択肢に入らないですね。
トランギア アルコールストーブ
これは元々持っていたので買ったわけではないですが、今回炊飯で使ってみて思ったのは、あまり適してはいないと言うことがわかりました。
もちろんカセットガスと同じぐらい美味しいご飯が炊けるのですが、燃費が悪いというのと火力調整が難しいということです。
外で使ってみないと総評はできないですが、まあ、熱源が多いほうがいいはずなので、一つの熱源としては非常におすすめです。
SOTO ST-310 シングルバーナー
SOTOのシングルバーナーは新しく買いました!他にもCB缶のシングルバーナーは選択肢があったのですが、これにした理由は五徳がしっかりしているという情報があったこととアルパインクッカーに収納できるということです。
収納問題は道具が多くなればなるほど絶対につきまとってくるので、新しく道具を買うときは絶対に考えるようにしてます。
これを買うことにした理由はもう一つ、カセットコンロでは吹きこぼれたお米汁がカセットコンロを汚して、洗うのが大変だったからというのもあります。
ST310だと、食卓でアヒージョをしたり、ちょっとコーヒーを飲みたいときにお湯を沸かすのにも簡単で場所を取らないのでかなりおすすめです!
7,000円ほどするので躊躇っていたのですが、買ってよかったし大活躍ですし、今後、災害などがあっても活躍間違いないので大事に使っていきます!
クッカー炊飯で簡単にできる料理
外出自粛が始まって、クッカー炊飯をやりだしてから1ヶ月ぐらいがたち、レパートリはあまり増えませんが笑、安くて簡単にできる料理を紹介します。
はごろも煮丼
ご飯を炊いて、はごろも煮をのせ、マヨネーズをかけて炙り、おかずラー油とネギを乗せたら完成!
これを一番に紹介した理由は唯一つ!美味しかったからです!
簡単で安くて美味しいとか最高じゃないですか。
間違いなくリピート決定です。
シーチキンでも代用できそうなので今度試してみます。
やきとりの缶詰で炊き込みご飯
具はにんじんとたまねぎ、ホテイのやきとりの缶詰、刻みネギで、醤油と料理酒で味付けしました。
一度目は水が多くてベチャベチャになってしまったので2回目は減らして、美味しかったのですがまだ多かったようです。
炊き込みご飯は少し難易度が高かったかな?
それでも材料は安くてかんたんに手に入るのでおすすめです!
鮭フレークと明太子の混ぜご飯
ごまやネギ、大葉も乗せていますが、飾りですw
なくても全然美味しいのでおすすめです!
あまった明太子は、パスタに和えても使えるので、次の日は明太子バターパスタにしましょう!
明太子バターパスタ
炊飯ではないですが、パスタを茹でて明太子とバターを和えるだけ!
簡単すぎて美味しいパスタの出来上がりです♪
他にも色々試してみたので是非是非インスタでチェックしてください!
まとめ
このように自粛期間中、スキルアップのためにクッカー炊飯をやってみましたが、毎日どんなご飯にするか考えるのも楽しく、それでいてスキルアップも図れるというそこそこ楽しい自粛生活になりました。
これで釣り場で車中泊や小腹がすいたときは、いつでもご飯が炊けるので釣った魚で海鮮丼や、缶詰を車に常備しておいて炊き込みご飯、もし魚が釣れなくても温かいご飯が食べられるということになるので釣りが捗ること間違いなし!
興味がある方は、まずはクッカーから買ってみてください!
家にあるカセットコンロやガスコンロでも試すことができます。
もっと気軽に始めたいという方は、安いクッカーでもいいですし、家にある鍋でも炊飯できるので練習してからでもいいと思います。
その後は自分に合った熱源、クッカーを選んで釣り場で美味しいごはんを楽しみましょう♪